[本]闇(ダーク)ウェブ / レビュー ★★★★☆

こんにちは。
しかさぶろうです。

闇ウェブ(ダークウェブ)を読みましたので、レビューをしたいと思います

結論としては、”面白かった”です

実は知らないだけですぐ近くにダークウェブがあると思うと背筋が凍る思いですが

知的好奇心を満たしてくれる面白い本でした。「★★★★☆」です

https://www.amazon.co.jp/dp/B01IGUA014/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&linkCode=ll1&tag=shikasabur03d-22&linkId=27c69c456ec395d015bac9bae650d90a

 

 

本編は▼をご覧ください

ダークウェブとはなにか?

ウェブの世界は「サーフェースウェブ」と「ディープウェブ」に

大きく分けることができます。

 

サーフェースウェブとは、我々が良く目にするインターネットの世界で

検索サイトで検索できるサイトを指し、

それ以外、つまり検索でヒットしないウェブをディープウェブと呼びます。

 

実はサーフェースウェブは全体のほんのひと握りで、ウェブの世界のほとんどが

ディープウェブなんだそうです。(我々が見ているのはまさに氷山の一角だとか)

 

しかし、”ディープウェブ=アンダーグラウンド”というわけではありません。

ほとんどがプライベートな情報(Gメールや各種マイページなど)なんだとか。

 

そんなディープウェブの奥底にひっそりと存在するのが、”ダークウェブ”なのです

 

ダークウェブでは何が行われているのか?

ダークウェブはまさにアンダーグラウンドな世界で、

その名のイメージどおりのことが行われているそうです。

 

本書によると下記のような物の売買されていたりするとのこと

  • 薬物
  • 偽造パスポート
  • 偽札
  • 個人情報
  • ハッキングツール
  • 違法ポルノ

いやぁ文字で書くだけでも恐ろしい品々です…

 

もっと恐ろしい商品も本書内で出てきますよぉ!!

まぁ詐欺サイトとかもメチャクチャあるらしく、

本当に買った商品が届くかはわからないらしいですけどね。

 

こんな商品が普通にショッピングサイトのように並んでいるそうですよ。

その売っている様が本著内にいろいろ記載されているのですが、

我々が普段アクセスしているようなサービスに溢れており、

思わず笑ってしまいます。

 

どうやったらダークウェブにアクセスできるのか?

怖いもの見たさで、ちょっとだけアクセスしてみたくなりませんか?

もしくは、誤って子供が見てしまわないか心配になりませんか?

 

けど、安心してください。そんな簡単にはアクセスできないそうです。

我々が使用するいわゆるWEBブラウザーではアクセスできない仕組みに

なっており、アクセスには専用のツールが必要なんですって。

それと日本ではサイト数は少ないそうですよ

 

なぜ警察が逮捕できないのか?

こんな情報があれば簡単に逮捕できちゃうと思ったんですが、

そうも簡単には行かないそうです。

 

警察にばれないような仕組みが入れられており、その技術内容も

本書では丁寧に説明してくれています。

(難しい言葉は出てこないのでイメージつきやすかったです)

 

また、ダークウェブサイトとFBIのせめぎ合いも書かれており、

こんなことが行われているのかと感心(?)しました。

 

一番の見どころ

私が一番の見どころと感じたのは、2013年に首謀者が逮捕されて閉鎖された

「シルクロード」というダークウェブの大手サイトの裁判についての記載です。

逮捕された犯人が意外な人物だったことや、その判決の内容。

判決を不服とする支援者たちの行動などが書かれています。

また、最後にどんでん返しも待っており、まさにダークな世界だなぁと。

「事実は小説より奇なり」とはまさにと感じさせてくれました

 

アンダーグラウンドの世界を覗き見させてくれる「闇(ダーク)ウェブ」お勧めです。

 

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