こんにちは。
しかさぶろうです。
ベストセラーの「LIFE SHIFT」を読みましたので、そのレビューです。
結論から言うと、新しい視点を与えてくれる面白い本でした。
今のところ、2018年のベスト本です。
「★★★★☆」です
ちなみに、私がキンドルでハイライトをつけた箇所は51箇所です
本編は▼をご覧ください
本書を読んだきっかけ
本屋でみかけてずっと読みたいと思っていました。
ある日、私の好きなブロガーさんが本書のレビュー記事を書かれているのを拝見し即効購入しました!!
LIFE SHIFTの内容は?
本書では、長寿時代を迎え我々はどのように生きるべきかがテーマになっています。
現在の若者たちは100歳まで生きる確率が50%ほどあるそうです。
そんな時代において、今までのような3ステージの人生で、本当に幸せに過ごすことが可能かを問いかけています
3ステージの人生とは、
① 学生時代までの勉強をするステージ
② 就職から定年までの仕事をするステージ
③ 定年後の余生を楽しむステージ
を指していて、まさに私がイメージする人生そのものでした。
しかし、100歳時代を迎えるにあたり、本当にこの人生で幸せに生きられるか?
と問われます。
だって、65歳で定年しても、あと35年も人生があるんですもん。
時間は沢山あるし、お金も沢山必要です。
いまの3ステージの人生では、悲しい老後を迎える可能性が高いとの指摘でした。
では、どう生きるべきか?
本書では具体例をもって説明してくれています
感銘をうけたフレーズ
本書中で感銘をうけたフレーズをいくつかご紹介しようと思います。
世界でいち早く長寿化が進んでいる日本は、ほかの国々のお手本になれる。多くの人が100年以上生きる社会をうまく機能させるにはどうすべきかを、世界に教えられる立場にあるのだ
落合陽一さんも同じようなことをおっしゃっていますね
マルチステージ化する長い人生の恩恵を最大化するためには、上手に移行を重ねることが避けて通れない。柔軟性をもち、新しい知識を獲得し、新しい思考様式を模索し、新しい視点で世界を見て、力の所在の変化に対応し、ときには古い友人を手放して新しい人的ネットワークを築く必要がある。こうした「変身」のためのスキルをもつためには、場合によってはものの考え方を大きく転換し、未来を真に見通さなくてはならない。
マルチステージとは、3ステージではない 著者が進める生き方のことです。
100年ライフの恩恵の一つは、余暇時間の使い方を見直し、消費とレクリエーション(娯楽)の比重を減らして、投資とリ・クリエーション(再創造)の比重を増やせることなのかもしれない。
「レクリエーションではなく、リ・クリエーション」本書で一番刺さった言葉です
重要なのは、あとで変化を突きつけられるのではなく、いま変化を予期して行動することだ。積極的に計画を立てて行動しなければ、長寿化は厄災の種になりかねない。
身の引き締まる言葉
本当はもっとご紹介したいのですが、この辺で。
どんな人に読んでもらいたいか
本書はぜひ若い世代の方。
学生や若手社会人の方に読んでいただきたいと思いました。
特に長寿の恩恵と厳しさを受ける世代です。
この本のような素晴らしい人生を送ってい頂きたいです
まとめ
LIFE SHIFTはこれからの時代の生き方を教えてくれる指南書でした。
身が引き締まる思いの内容が沢山あり、とっても勉強になりました。
ぜひご一読下さい
2018年 しかさぶろう ランキング
2018年に私が読んだ本のランキングです。(読んだ本:5冊)
1位:LIFE SHIFT ★★★★☆
3位:男しか行けない場所に女が行ってきました ★★★★☆
4位:「疲れない体」は指一本で手に入る ★★★☆☆
5位:今日、ホームレスになった ★★☆☆☆
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