こんにちは。
しかさぶろうです。
「身の丈にあった勉強法」を読みましたので、レビューしたいと思います。
結論から言うと、非常に面白い本でした。
勉強法ということで、もちろん学生さんにオススメですが、ビジネスマンや、子育て中のお父さん・お母さんにもオススメです。
著者は、菅 広文 さん。
ロザンというコンビを組んでいらっしゃるお笑い芸人さんです。
そう、あのクイズ番組で有名な 宇治原さんの相方さんが書いた著書になります。
この本の魅力は、宇治原さんではなく菅さんが勉強法を書いているところ!!
宇治原さんの一番近くにいる 菅さんが、宇治原さんから聞いた話などを面白くまとめてくれています。
そこがポイントで、天才(というか変態ですね…w)の言葉を噛み砕いて、一般人でも分かり安く書いてくれているんです。
そして、お笑い芸人さんなので文章も面白い。
すらすら読めてしまいます。
本編は▼をご覧ください
本書を読んだきっかけ
「魔法のコンパス」を読んで以来、すっかりキングコングの西野さんにはまってしまっているのですが、その西野さんのブログで紹介されていたのがきっかけです。
こちらの記事です。西野さんを作った二人の男のうちの一名が菅さんらしいのです。
キングコング西野さんを作った男が書いた本…記事を読んだ直後に即買してしまいました。
そして西野さんを作った男という目線で読むと、また面白い。
なんとなくですが、文章の構成やオチが西野さんに似ている気がするんですよね。
さすが作った男です。
感銘を受けたフレーズ
私が読んで面白かったフレーズをいくつか抜粋させてもらいたいと思います。
勉強の仕方に関する内容。宇治原さん談
宇治原いわく、一番良くないのが「1時間勉強する日もあれば、全くしない日もある」ことらしいです。
ご自身の子供時代の体験談。
両親の育て方で感謝しているのは「比較しなかった」ことです。 同じ習い事だし、姉が優秀だったので、「あんたももっと頑張り!」と言いたかったかもしれないですが、比較されたことはありませんでした。 するとどうなるか? 「全力で姉を応援すること」が出来ます。 比較されることがないので、姉が出来れば出来るほど嬉しいだけでした。
親が子供に「宿題やりなさい」と言ってはいけない理由。
勉強が嫌なものとすり込んではいけない!!
ではなぜ「宿題やった?」と言ってはいけないのか? お互いに嫌な気持ちになることだけが理由ではないと思います。 一番良くない理由。 それは、子供にとって『宿題が、自らやる行為からやらされる行為に変換される』からではないでしょうか? 勉強以外もそうかもしれませんが、『自らやる行為とやらされる行為』では、同じやるにしても全く違いますよね?
学生の方も社会人の方も「やらされる事柄を、自らやるように、いかに変換するか?」が大切なのではないでしょうか?
子供に文章の構成力をつけさせるための方法
だからこれを読んでくれている親の方は、子供が学校から帰ってきたら、「学校で何があったのか?」を聞いてあげて下さい
他にも 暗記の仕方や 調べた内容を自分のモノにする方法。勉強ができるようになる方法などが満載です。
他にも宇治原さんがクイズ番組に出るときの裏話なんかも載っています(爆笑しました)
「身の丈にあった勉強法」はどんな人にオススメか?
やはり学生さんに一番に読んでもらいたいです。
あとは、学生のお子さんを持つ親御さん。
仕事をしていく上で、新しい知識を吸収していきたいかたなどにオススメです。
キングコング西野さんを作った男。
菅 宏文さんの「身の丈にあった勉強法」オススメです
2017年 しかさぶろう ランキング
2017年に私が読んだ本のランキングです。
1位:魔法のコンパス
4位:革命のファンファーレ (レビューはこちら)
5位:人工知能の核心
9位:伝えることから始めよう (レビューはこちら)
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