こんにちは。
しかさぶろうです。
「己を、奮い立たせる言葉。」を読みましたので、レビューします。
結論としては、熱く面白い本でした。
突然ですが、幻冬舎の箕輪 厚介さんという編集者をご存知ですか?
堀江貴文さん(ホリエモン)の「多動力」や 前田裕二さんの「人生の勝算」の編集を担当されたそうです。
どちらの本も抜群に面白くオススメなのですが、こちらの本も箕輪さんが編集されたとのことで読んでみました。
結果、こちらも面白かったです。
全てのビジネスマンにオススメです
2017年のベスト10にランクインです。
(ランキングは記事最下部をご覧ください)
本編は▼をご覧ください
本書を読んだきっかけ
幻冬舎の箕輪さんについて、「名前と顔は知っている」くらいの認知度だったのですが、ある日 偶然にも氏のブログに行き当たりました。
その冒頭に「僕的には、かなり入れ込んで作った」との記載があり、その瞬間にアタリ本の予感が!!
ブログの続きを読見進める中で、記事の途中で耐え切れずに購入してしまいました。
そのブログがこちらです
https://note.mu/met2017/n/n684e9f6fad35
こんなの読んだら買いたくなっちゃいますよね。
本書の「あとがき」に記載があったのですが、著者の岸さんは本書を出版するつもりはなかったそうです。
しかし、箕輪さんは7回 岸さんに断られ、2回無視されても10回情熱をもって依頼をしたそう。
情熱には情熱をもって応える。それが私の流儀です。
(「己を、奮い立たせる言葉。」あとがきより)
とうことで、出版が決定したのだとか。
依頼する方も依頼する方ですが、それに応える方も応える方ですよね(笑)
そんな熱いお二人の情熱が詰まった本です!!
感銘を受けたフレーズ
私が読んで感銘を受けた、熱いフレーズのいくつかを抜粋させてもらいたいと思います。
残念ながら、仕事がうまくいかないのを環境のせいにするというのは、ただの愚痴でしかない。 大事なのは、環境に屈せず、環境を変えていく力。理想の環境にしていく、理想の環境に近づけていく力だ
自分の感性は大切にしているが、その感性が必ず当たるとは思っていない。 だから自分の感性が正しいか、必ずデータで検証するようにしている。データが自分の感性を裏付けてくれるなら、精度は上がり、自信も持てる。 一方データも、あまり信じていない。データには少なからず人の意思が混じる。データを集めた(調査をした)人の意図が、無意識に反映されることは少なくない。また時にデータ自体が間違っていることもある。 だからデータは、自分の感性で疑う。
難易度の高い課題に直面した際、よく「壁が高すぎて越えられない」なんて表現を使う。でももし、仮に壁の高さや厚さが認識できているのであれば、それはかなり突破に近い
言うまでもないが、誰だって失敗や、痛い経験からは目を逸らしたくなる。早く過ぎ去ってほしいし、忘れたい。それでもあえてそこをえぐり、徹底的に分析するのは、学ばない失敗こそ、本当の失敗だからだ
どうですか?
熱い。熱すぎる言葉の数々。
著者が、自身に向けた言葉を集めたのが本書だというのがわかりますね。
本当はもっともっとご紹介したいのですが、載せすぎると怒られそうなので、泣く泣く以上を抜粋しました。
少し話は変わりますが、最近感じていること
最近感じていることです。
この本もそうでしたし、「革命のファンファーレ」もそうでした。
「人生の勝算」もそうでしたし、「伝えることから始めようも」そうでした。
それは、
「あとがき」が面白い本は、必ず本編も面白い!!
ということ。
上にあげた4冊はいずれも今年読んだ本ですが、「あとがき」が抜群に面白かったんです。(どれも涙するほど感動しました)
そして本編ももちろん面白い。
今後、本を選ぶ際は「あとがき」を読んでから選ぶのも良いなぁと思った今日この頃です。
「己を、奮い立たせる言葉。」はどんな人にオススメか
全てのビジネスマンに読んで頂きたいですが、特に「人をまとめる立場」にある人。
現場のリーダーやマネージャーの方に是非読んで頂きたいと思います。
一方で、新人の方やこの春から社会人になるという方にも成長の糧になる内容だと思います。
私は仕事上で、大小様々な失敗をしてきました。
そこから立ち直るに時間がかかったことも沢山ありましたし、悔しくて眠れない日々もありました。
また、立ち直れずに諦めた人達も沢山見てきました。
過去の失敗を将来の成功に結びつけたい。
そんなビジネスマンの方に是非オススメしたい一冊です。
2017年 しかさぶろう ランキング
2017年に私が読んだ本のランキングです。
1位:魔法のコンパス
4位:革命のファンファーレ (レビューはこちら)
5位:人工知能の核心
6位:己を、奮い立たせる言葉。(レビューはこちら)
10位:伝えることから始めよう (レビューはこちら)
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